コラム

2021年7月11日の雹災~練馬区・杉並区・中野区・渋谷区にお住まいの方は必見!!~

2021/12/06コラム

皆さん、こんにちは。

最近では最低気温が10℃を下回る日が続くようになってきて、朝布団から出るのも一苦労な時期になってきましたね。インフルエンザも流行する時期になってきましたので、うがい手洗いは徹底していきましょう!

 

さて、今回のコラムで雹災について書かせて頂ければと思います。

今年の7月に東京で雹が降った事はご存知でしょうか?ご存知ではない方がほとんどかもしれませんね…

7月11日の午後、一部の地域で雹を伴う大雨に見舞われました。雹が観測されたのは、練馬区・杉並区・中野区・渋谷区が主な地域になります。

ネットニュースでは「1円玉と同じくらいの雹が降ってきた」「3㎝程の雹が降ってきた」と雹が降った地域にお住いの方の声が数多く掲載されており、突然の事で驚かれたのではないでしょうか?

かなりの大きな雹が降ったので、家の窓ガラスが割れてしまったり、カーポートの屋根が割れてしまったりと、被害にあわれてしまった方もいらっしゃるかと思います。そんな場合は、火災保険で申請する事が出来ますので、直ぐに保険会社に相談する事をおすすめします。

雹による建物への被害は、窓ガラスの割れやカーポート屋根の割れなどすぐに気が付くことができる損害もあれば、屋根材の割れや雨樋の割れ・波板の割れなど、日ごろ目の行き届かない部分で被害が発生している可能性もあります。

杉並区のお客様でも弊社で建物の損害調査をさせて頂いた結果、雹によって屋根材が割れてしまったり波板が割れてしまったりと、お客様では目の行き届かない部分で被害が発生している事を確認しました。

屋根材(コロニアル)の割れの写真

波板の割れの写真

上記のように、お客様では気付く事が難しい建物の屋根に被害が出やすいのが雹災の特徴ですが、皆さまの家は大丈夫ですか!?

波板は割れてしまえば雨漏れが発生してしまいますし、雨樋も割れてしまえば雨水が排水出来ない状況になってしまいます。

屋根材の割れに関してはどうでしょうか?

よほど大きな雹によって屋根材に穴が開かない限りは、室内へ水が浸入しない構造になっているので、屋根材の軽微な割れに関しては問題はないかと思います。しかし、現状で雨漏れが発生していないからといって安心できないのも事実です。

その理由は、雹によってキズがついてしまった屋根材は、そのキズの部分から経年劣化が加速していきます。経年劣化が加速した結果、被害が拡大して室内の漏水被害が発生してしまう可能性があるので、まずは屋根材に被害が無いか確認することがポイントになります。

特に、上記の写真のようなコロニアル材と呼ばれる屋根材は、瓦などの他の屋根材に比べると雹による被害を受けやすいので、雹が観測された練馬区・杉並区・中野区・渋谷区にお住いの方は一度屋根の調査をされてはいかがでしょうか?

お知り合いで工務店さんや屋根屋さんがいなく、屋根の状況が心配なのにすぐに調査の手配ができない場合は、弊社までお気軽にお問い合わせください。

北野 康太