コラム

保険代理店の仕事とは

2022/05/11コラム

皆さんこんにちは!
コラムを書くのが大分空いてしまって…
久しぶりのコラムになってしまいました。。。

今日は代理店さんの仕事について
お話したいと思います。

皆さんは火災保険に加入する時に、
保険会社と直接契約するわけではなく
ほとんど(100%と言ってもいいくらい)が
代理店さんから加入していますよね。

火災保険では、分譲でも戸建でも賃貸でもほとんどが不動産代理店もしくは保険の窓口さんなどで加入するはずです。
その時、しっかりと火災保険について細かくお話を聞かれた方がどれくらいいるんだろう…と思うくらい皆さん自分が加入した火災保険について知らない事が沢山なんです。

そして、未だに『燃えないと保険金が下りない保険』に加入されている方が多々居らっしゃいます。
近年、台風や大雨での被害がこんなにも多発しているのにも関わらず、火災にならないと保険金が下りない補償内容での契約をされており、契約者ご本人は、その事に気付いてない方も居らっしゃるんです。

本当にビックリするのですが…意外にも多く居らっしゃいます。

もちろん火災保険ですから、火災は必ず補償内容にあるんですけど、多少保険料が上がったとしても必ず水災、風災には加入した方が良いです。
今はどこで大規模災害が起こるか分かりませんから…

そして、本来であればその事をちゃんと代理店さんが説明をして、お客様の納得いく補償内容を提案しなければならないのですが、
ここ最近では、ちゃんと説明をしてくれなかった。言われるままに契約したなど、そういった話を良く聞きます。

代理店さんの仕事には、他にも保険事故の報告を契約者様から受けた場合に、保険会社と契約者様の間に入り、契約者様がスムーズに保険金請求、保険金受取出来るようサポートするのもひとつの仕事です。

生命保険の保険金請求の時は、担当のセールスレディさんなどが、ちゃんと請求のやり方や書類の書き方を教えてくれますよね?

損害保険でも、自動車保険であれば、親切に教えてくれる代理店さんも居ると思います。

ですが、火災保険については、そのような親切な代理店さんが少ないなという印象です。
本来は契約者様と保険会社の間に中立に立ち保険事故が発生した場合は、請求を迅速かつ丁寧にするべき役目があります。契約者様もそれを期待していらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、それもまた現状では「どうなんだろう…」と思う事象が沢山あります。
代理店さんは、保険会社から代理店手数料を受け取って仕事をしているため、損害率(簡単に言うと保険事故の数、支払った保険金の金額)によって代理店手数料が変わってきてしまうので、実際は自分が担当した契約者様に保険金申請(事故報告)をして欲しくないのが本音という代理店もあります。

でも、これはアンフェアなんじゃないかと思います。

加入する時は、親切にしてくれるかもしれませんが、いざ保険金請求をしようとすると不親切になる。
それでは契約者様があまりに可哀想ではないですか?
私たちは、このアンフェアを無くしたいと思い日々仕事をしています。
そして、代理店さんは本来の仕事(契約する時にはちゃんと分かりやすく補償内容を教えてあげて、事故報告が契約者からあった場合スムーズに対応すること)をしっかり行って欲しいと思うこの頃です。

決して、全ての保険代理店さんが上記のように目に余る対応をしてる訳ではないのですが、ここ最近そのような話を多々聞いたため、今回のコラムで書かせていただきました。

ちなみに、弊社は保険代理店ではないので募集もしていませんし、保険契約も出来ませんが、スタッフも含め保険会社での勤務経験があるので補償内容にはかなり詳しいです。
もし、どのような火災保険でどのような補償内容を付けたらしたらいいか困った時はお気軽にご相談いただいても大丈夫です!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

代表  尾前 美幸