コラム

火災保険を更新し忘れていて保険金を請求できなったという事例

2022/06/14コラム

皆さん、こんにちは。

皆さん、火災保険契約についてはしっかり把握されていらっしゃるでしょうか?

実は多くのお客様がなんとなくしか憶えていらっしゃいません。

更新時期が近づくと(通常は更新時の2〜3ヶ月前)保険会社や代理店から更新のお知らせが必ず届きます。

それをうっかり忘れてしまうと加入していたつもりでも無保険の状態になってしまっていることがあります。

火災保険を更新し忘れて保険金請求ができなかった!

先日、昨年や今年の地震で外壁や家の中にヒビ割れができてしまったので調査をお願いしたいのですがとお問い合わせをいただきました。

弊社は事前にご加入の火災保険が何かをお伺いするのですが、このお客様は、ご自身のご記憶では損害保険会社の火災保険に加入しているとのことでした。

念のため火災保険証券や申込書を確認いただいてから、再度お電話をいただきました。

翌日、火災保険証券が見つかったとご連絡をいただき、内容を確認させていただいたところ保険期間が昨年2021年の1月まででしたので、この後継続されているかどうかを確認させていただきました。

お客様のご記憶では継続しているはずとのことでしたが、さらに念のために保険会社へ問い合わせをしていただきました。

すると、継続していなかったことが判明したのです。

残念ながら、こちらのお客様は昨年から今年にかけて地震被害に遭われたにも関わらず保険金請求ができませんでした。

保険期間が切れていても請求ができた!

実はこの話には続きがあります。

2021年1月までは25年間地震保険も含めて火災保険をご加入されていたので、現在は加入されていなくても加入期間の事故に関しては保険金請求ができるのです。

後日、お客様のご自宅の調査をさせていただき、昨年10月や今年3月の地震以外で、2011.3.11の地震被害と2019年10月の台風被害で屋根材の剥がれ等々が見つかり、保険金請求することになりました。

結果は地震被害で35万(一部損)

台風の被害で70万ほど、合計100万以上の保険金を受け取ることができ、大変喜んでいただきました。

ただ、もしご継続されていれば少なくとも昨年10月や3月の地震被害でも一部損を認められていた可能性が高く、そこは残念なところでした。

火災保険の契約はほとんどの契約者が忘れているかと思います。何かあったときに保険期間が切れていたために請求ができなかったというお客様は意外といらっしゃいます。

建物が全損するような大きな損害になってしまったというときには目も当てられません。

皆さん、今一度、火災保険証券をご覧になって保険期間(更新時期)を確認してみてください。

また、このお客様のように保険期間内の事故であれば請求できる可能性がありますので、保険期間が切れていても諦めないで是非お気軽にご相談ください。

 

土井 隆