コラム

令和6年能登半島地震

2024/01/05コラム

1月1日に能登半島で、最大震度7を観測する大きな地震が起きてしまいました。

この度、被災された皆さま、ご家族、関係者の皆さまに心からお見舞い申し上げます。

 

建物に大きな被害を受けた皆さま、地震保険にご加入であれば保険金が下りる可能性がございます。

 

また、忘れがちなのは「家財」です。

「家財」に地震保険をつけられていらっしゃる方は、請求ができます。

「家財」はモノが壊れていなくても地震保険の対象になります。ここが火災保険とは違う点です。

地震保険金というのは、地震による被害で「生活を再建するため」の保険です。

地震によって食器などが割れたというだけではなく、揺れによって様々な家具が散乱したかと思います。

この「散乱」したという状態が地震の被害に該当します。

家財がどの程度「散乱」(テレビが倒れた、食器棚が移動した、箪笥が移動した、冷蔵庫が移動したなどなど)したかということです。壊れていなくても大丈夫です。テレビが倒れたけれど、壊れていなかったという場合も、被害の計算に入ります。

すでに片付けてしまった方も多いかと思いますが、建物に亀裂が入るレベルの揺れがあって、家財がびくともしなかったということは考えられません。その時どういう状況だったのかを記憶の新しいうちにメモしておいてください。「家財」の保険金請求時に役立ちます。

 

改めて心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復興を心から祈念申し上げます。