コラム

台風被害で屋根の損害を請求したがうまくいかなかったという事例

2022/06/30コラム

皆さん、こんにちは。

弊社にはホームページをご覧になっていただいた方やご紹介のお客様からいろいろなご質問をいただきます。

お問合せいただいたお客様にはできる限り質問事項に対してお答えしております。

最近、F様よりこのようなご質問をいただきました。

自分で保険金請求してみたけどうまくいかなかった!

【F様】「強風で屋根が崩れたので保険会社に火災保険金の請求をしました。工務店に写真と見積りを作成してもらい65万程度の請求をしたのですが結果は12万ほどでした。それが妥当なのかどうなのかわかりません。一般的にはどうなんでしょうか?その金額では修繕することすらできません。火災保険に入っている意味なんかないのではないかと思っています。」

という主旨でした。

実際に弊社がその損害の程度を確認しているわけではありませんので、電話でお話を伺った限りでは正確なことはどうしても判断できません。ただ一部とはいえ保険会社は保険金を計算してきています。ということは明らかに損害としては認めている事例になります。

あとはその損害の範囲と保険会社が損害の計算が妥当なのかどうかです。

F様が仰るには、「この金額では修繕できない」とのこと。実際にそうであれば認定してきた金額が明らかに少ない可能性があります。

F様からその他いろいろなお話をさせていただき、先に請求していた保険金の受取は保険会社に連絡していただき確定せずに、一旦保留にしていただいた上で、弊社が調査に伺うことになりました。

弊社の調査を実施しました!

F様の火災保険証券を確認し、補償内容をチェック。その後、建物の損害調査に入りました。電話で伺っていた屋根の損害は明らかでした。

弊社の調査はお客様の建物全体をご加入の火災保険の補償内容に沿って細かくチェックしていきます。

F様が請求されたところの屋根の損害はもちろんですが、同じく屋根の別の損害箇所がないかどうか、また屋根以外の損害が出ていないかを1時間半ほどかけて調査しました。

結果、弊社で調査報告書を作成して、再度保険会社へ保険金請求していただきました。

再度の請求から2週間後に鑑定会社による現地確認(鑑定)が実施され、弊社も立会い、請求した箇所について細かく鑑定会社へお伝えしました。

お客様も驚く結果に!

F様から最初に連絡をいただいてから約1ヶ月後です。

お客様から連絡をいただきました。

「保険金が130万になりました!」

F様がご自身で請求されて12万円という結果を受けてから約1ヶ月後の話です。10倍以上の130万円になったのです。

F様には大変喜んでいただけました。

これは現実に起こったことですが、弊社のお客様には似たような事例がこの他にもたくさんあります。

何が違ったのでしょうか?

お客様ご自身で保険金請求した時となぜ大きく結果が違ったのか?

【1】補償内容に合わせて隅々まで調査を実施したこと。

【2】どのくらいの損害でいくらまで保険金請求できるかを把握していたこと。

【3】鑑定が実施されたときに、保険会社や鑑定会社に損害の説明をしっかり伝えることができたこと。

簡単にお伝えすると、この3点です。

逆に言えば、上記3点ができればどなたでも同じ結果になります。

 

F様からは後日、ご親戚やご友人の方をご紹介いただき、同じく火災保険金請求をすることになりました。結果はまだこれからです。

F様、お世話になりましてありがとうございました。引き続きよろしくお願い申し上げます(^^)

火災保険金の請求はプロが実施しないと難しい

火災保険金の請求は保険契約者が自らやらなければいけません。しかし損害箇所の判断や損害金を計算することはなかなか難しいのです。

実際にこのF様も工務店さんにお願いしたそうですが、結果は12万でした。

弊社は工務店ではありません。建物を修繕するプロではありませんが、火災保険金の請求に関してはプロです。

お客様の火災保険金請求をバックアップする役目があります。

いろいろな会社もあり、迷われる方も多いと思いますが是非、このコラムをお読みいただいた方はまずはお気軽にご連絡ください。

お客様のご状況を伺えれば、お役に立てるかもしれません。

土井 隆